FAQ:珪藻土、珪藻土壁材について

目次

Ans.産地による優劣はありません。一つの珪藻土の山でも地層によりバラツキがあります。

壁の基本は「白」であるということを考え、<エコ・クィーン>は、白い珪藻土を製造している会社の物を採用しています。

現在国内で白色珪藻土が生産されているのは秋田県・大分県の2か所のみで、<エコ・クィーン>は秋田産を使用しています。


Ans.自然乾燥品に食塩とソーダ灰を入れ1,100℃で焼いた融剤添加焼成品(白色珪藻土)は不純物(鉄、火山灰など)が燃焼除去されています。

(ちなみにこの時点で脱色され白くなります)

この白色珪藻土の多くはろ過剤としてビールや日本酒などの食品業界で利用されています。 もし目詰まりしていればろ過剤としての使用はできません。


Ans.少ないより多い方が良いのですが、珪藻土が多く入るほど割れや色ムラが起こりやすくなります。

珪藻土壁材とは名ばかりの(珪藻土も少しだけ入っている)製品も多く出回っています。また珪藻土を多く入れているが施工性を良くする為や割れ防止の為にボンドなどの樹脂を入れ、結果的に珪藻土壁の呼吸性を止めている製品もあります。

カレー粉を沢山入れたカレーライスが必ずしも美味しいとは限りません。大切なのは、その壁材を施工して実際に生活をされた方々が、どのようなご感想を抱いていらっしゃるかということです。「健康や快適性が改善されたというご感想をどれだけ多く頂く壁材なのか」が重要だと考えております。


Ans.答えはNOです。

耐火被覆材として天井などに施工されている石綿(アスベスト)はじん肺を引き起こし、悪性腫瘍を発生させることが知られています。その原因は石綿に含まれる結晶性シリカにあります。

WHO(世界保健機構)の傘下にあるIARC(国際ガン研究機関)では、融剤添加焼成品も含め、珪藻土を非結晶性シリカに分類しており、非結晶性シリカはグループ3(人に対する発ガン性について分類できない作用物質)に位置づけられています。

詳しい内容は下記の資料をご覧ください。「珪藻土は発ガン性物質?」


Ans.珪藻土や火山灰・帆立貝粉末などを石こうや樹脂で固めて壁を作ると、高温多湿の夏の季節にはカビが生えやすくなります。

固化材に消石灰(漆喰)を使った場合はpHが強アルカリ性になるため壁自体にはカビが生えにくくなります。

珪藻土を固めるために何を使っているかはとても重要です。


Ans.珪藻土だけでは固まりませんので、固化材が必要になります。固化材に石こう系やでんぷんのりを使った壁は水に弱く、カビも生えます。一方、消石灰をメインに使った壁は多湿に強く、pHも10以上のアルカリ性のため、カビも生えません。

エコ・クィーン壁材は消石灰をメインとして使った壁材ですので、多湿の場所にも施工できますし、カビも生えません。

風呂場や温泉などの多湿な場所に施工した場合は、壁の表面にアカなどの有機物が付着し、放っておくとそれにカビが生える場合がありますので、時々掃除をする必要があります。


【撮影協力】新築・注文住宅・店舗設計のbreath house様(群馬県高崎市三ッ寺町1231) ブレスハウス様のモデルハウスでエコ・クイーンの壁をご覧いただけます。

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